【国際】国際環境NGO米WRI、発電所の水消費量を推定するモデルを開発。衛星画像を利用 2018/01/10 最新ニュース

 国際環境NGO米世界資源研究所(WRI)は1月4日、発電所の水消費量を推定するモデルを発表した。発電所の多くは、主に熱冷却用に大量の水を消費するが、水消費量や冷却データを開示しない発電所は世界的に多い。水資源の希少性への関心が世界的に高まる中、WRIは衛星画像を基にした水消費量の推定モデルを開発した。

 今回の推定モデルの対象となった発電所種別は、石炭火力発電、石油火力発電、天然ガス火力発電、バイオマス火力発電、地熱発電、太陽熱発電。WRIによると、水に依存する発電所は世界の電力全体の81%に及ぶという。近年の事例では、2012年に米コネティカット州の発電所が干魃による水不足で運転停止。インドでも毎年、水不足により火力発電所の大規模停止が発生している。

 今回開発した推定モデルでは、衛星画像から水消費量が公表されている発電所の冷却タイプや発電燃料を特定し、各発電所タイプの水消費量を割り出した。モデルでは、各タイプ毎に取水量と水消費量の中央値、最小値、最大値を算出した。

【参照ページ】A Methodology to Estimate Water Demand for Thermal Power Plants in Data-Scarce Regions Using Satellite Images
【レポート】A METHODOLOGY TO ESTIMATE WATER DEMAND FOR THERMAL POWER PLANTS IN DATA-SCARCE REGIONS USING SATELLITE IMAGES

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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