サステナビリティ報告国際ガイドライン策定GRIと責任ある鉱物イニシアチブ(RMI、旧CFSI)は4月10日、紛争鉱物の報告分野での新たなパートナーシップを締結した。鉱物調達デューデリジェンスとインパクト報告を企業が実施するための手法を提供するプロジェクトを行う。
鉱物採掘分野では世界的に紛争鉱物対応が迫られるようになっており、今回両者の提携に至った。同プロジェクトでは、「OECD紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス」等の国際的なフレームワークに基づいた分析・報告手法を開発することで、企業のアクションレベルを高めていく。
今回の提携では、RMIが紛争鉱物に関係するサプライチェーン企業の情報を提供し、GRIは報告基準を提供する。両者はすでに共同で実施した現状把握調査を終えており、今後具体的な検討フェーズに入る。検討には企業からの参加も募る。最終報告書は、GRIスタンダードを審査するGSSBに報告される。
【参照ページ】GRI and RMI partner for better reporting on conflict minerals
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