リトアニア財務省は4月30日、同国初となるグリーンボンド国債を2,000万ユーロ(約26億円)発行した。グリーンボンド国債の発行は、ポーランド、フランス、フィジー、ナイジェリア、インドネシア、ベルギーに次いで7カ国目となる。バルト海諸国での発行は世界初。同国債は5月3日、ナスダック・ヴィリニュスに上場した。リトアニア政府は今後3年間で合計6,800万ユーロのグリーンボンド国債発行を予定している。
同グリーンボンドは、年限10年、クーポン1.2%。グリーンボンドの使途は、「住宅リノベーション基金」の財源。同基金は集合住宅のオーナーが省エネを進めるための修繕を支援する。そのため調達資金は、財務省が公共投資開発庁(VIPA)に10年間で貸し付ける。
リトアニア財務省によると、発行した国債の大部分は、オーストリアの投資家が購入した。
【参照ページ】Lithuanian Green Bonds are already on the Stock Exchange
株式会社ニューラル サステナビリティ研究所政府、グリーンボンド国債(OLO)45億ユーロ発行。世界6番目の発行国
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