飲料世界大手米ペプシコは10月26日、ペットボトル等のプラスチック容器に関する2025年コミットメントを発表した。2025年までに、プラスチック容器製造での再生素材割合を25%に増加。ペットボトルに限定すると再生素材割合を33%にまで増加させる。サプライヤーに協力を要請する。
今回の発表は、ペプシコが2016年に発表した2025年目標「Performance with Purpose 2025 Agenda」の一環。同目標では、2025年までにプラスチック容疑を100%リサイクル、堆肥化または生分解可能な素材に転換することや、容器による二酸化炭素排出量削減、再生素材割合の増加を掲げていた。今回、再生素材割合の目標を具体的に掲げた形。
目標達成に向けては、すでにアクションを始めている。2018年7月、ペプシコ財団及び環境NGOのRecycling Partnershipと、全米家庭2,500万世帯での家庭プラスチックごみ回収プロジェクト「All in on Recycling」を開始。9月には、世界経済フォーラム(WEF)主導の「Global Plastic Action Partnership(GPAP)」に参画し、東南アジアを含む沿岸都市でのサーキュラーエコノミー確立に乗り出した。2018年には、100%再生プラスチックで製造するペットボトル生産でLoop Industriesと長期調達契約を締結した。
【参考】【アメリカ】ペプシコ、100%再生ペットボトル開発Loop Industriesと複数年調達契約。2020年から導入(2018年10月15日)
【参照ページ】PepsiCo Announces New Packaging Goal For 25% Recycled Plastic Content By 2025
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