
ルクセンブルクのグザヴィエ・ベッテル連立政権は12月5日、公共交通機関を無料にする方針を発表した。現在1回2ユーロ、1日4ユーロに設定されているトラムやバス等の料金を2020年から全て無料にする。
ルクセンブルクでは10月15日に総選挙が行われ、民主党、社会労働党、緑の党の連立左派政権が全議席数60のうち31議席を確保し辛勝。グザヴィエ・ベッテル首相の続投が決まった。連立与党は選挙戦で環境政策を強調していた。
ルクセンブルクは人口約60万人。市中心部には約11万人が暮らしているが、毎日近郊から40万人が通勤し、さらに約20万人が近隣のドイツ、フランス、ベルギー等からも越境通勤するため、慢性的な交通渋滞が発生している。政府は渋滞緩和のため、今夏から20歳以下の無料化を実施していたが、今回対象を全員に拡大した。
ルクセンブルクの公共交通機関は国営で運営されており、現在年間9億ユーロの予算がつけられているのに対し、運賃売上はわずか3,000万ユーロ程度と赤字経営の状態。
【参照ページ】ACCORD DE COALITION 2018-2023
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