Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【EU】「EU域内の航空機CO2排出量は2040年までに21%増加」EU専門機関は対策呼びかけ

 EU専門機関の一つ、欧州航空安全機関(EASA)は1月24日、2016年に続いて2回目となる「欧州航空環境レポート(EAER)」を発表した。欧州航空機からの二酸化炭素排出量は2014年から10%増加し、今後2040年までに21%増加する見込み。EASAは、二酸化炭素や大気汚染物質の削減を加速する必要があると強調した。今回の報告書は、欧州環境機関(EEA)と欧州航空航法安全機構(EUROCONTROL)も協力した。

 2014年から2018年までの航空機からの環境インパクトでは、二酸化炭素排出量が10%、大気汚染の原因となる窒素化合物(NOx)が12%、騒音が14%増加した。さらに、今後2040年までに欧州での航空機運行は42%増加すると予想されており、環境負荷削減努力を織り込んでも、二酸化炭素排出量は21%、NOxは16%増加してしまう。年間5万フライト以上の空港は2017年の82ヶ所から2040年には100ヶ所に増える予定で、それに応じて騒音被害も大きくなる。

 EASAのPatrick Kyエグゼクティブディレクターは、今後10年の間に航空機からの排出削減を具体的で効果的に実施する必要があると、EUとしての対策強化を呼びかけた。

【参照ページ】European Aviation Report: Continued growth of aviation poses environmental challenges

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。