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【ドイツ】ボッシュ、2020年に二酸化炭素排出量ゼロ達成。再エネとカーボンオフセット活用

 総合電機世界大手独ボッシュは5月9日、2020年に全世界の同社事業で二酸化炭素ネット排出量ゼロを達成すると発表した。ボッシュの事業所数は全世界で約400ヶ所。再生可能エネルギーを購入し二酸化炭素排出量を削減するとともに、それでも排出する分はカーボンオフセットで排出量を相殺する。また、2030年に向けて再生可能エネルギー比率をさらに高める。

 同社の二酸化炭素排出量の地域内訳は、ドイツ34.0%、トルコ5.9%、その他欧州14.8%、米国7.4%、その他北米2.9%、中国22.0%、インド6.8%、その他アジア太平洋6.2%。同社は、2007年から二酸化炭素排出量を約35%削減し、現在年間330万t。2020年から排出分は全てカーボンオフセットを購入し相殺する。その後2030年までに、カーボンオフセットでの相殺分を減らすため、再生可能エネルギーへ投資する。目標は、現在の設備容量の10倍。事業所内に太陽光発電パネルを敷設するとともに、風力発電所やメガソーラー(大規模太陽光発電所)からの長期電力購入契約(PPA)も進める。再エネ購入とカーボンオフセット購入のために10億ユーロを用意する。

 また、カーボンオフセットの相殺分を減らすための省エネも推進し、10億ユーロの設備投資を行う。2030年までに年間で全体の約20%に相当する1.7TWhの電力消費量を削減する。すでに2018年に1.5%削減を実現。同社が進める「インダストリー4.0」を省エネにも活用する。

【参照ページ】Climate action: Bosch to be carbon neutral worldwide by 2020

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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