農林水産省は5月28日、2018年の農業白書を発行した。2018年は、7⽉の西日本豪⾬、台⾵21号、北海道胆振東部地震、台⾵24号等により甚⼤な被害が発⽣し、農林⽔産関係の被害額は、東⽇本⼤震災のあった2011年の2兆3,841億円に次ぎ、過去10年間で2番目の5,679億円となった。
(出所)農林水産省
激甚災害指定された自然災害は、2017年は九州北部豪雨、台風18号、台風21号の3回だったが、2018年は西日本豪雨、台風19号・20号・21号、北海道胆振東部地震、台風24号の4回に増加。被害額も2017年と比べ2倍以上となった。被害の内訳は、農作物が1,122億円。農地や農業用施設が2,138億円、山崩れ等の林野関係が2,275億円、水産関係が144億円だった。
【参照ページ】平成30年度 食料・農業・農村白書
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