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【国際】国連、国別平和・治安ランキング2019発表。気候変動による災害リスクは日本がワースト2

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は6月12日、平和と治安に関する国別ランキングの2019年版ランキング「Global Peace Index 2019(GPI 2019)」を発表した。首位アイスランド、2位ニュージーランド、3位ポルトガル、4位オーストリア、5位デンマークの順。アジア地域では、7位シンガポールがトップ。日本は9位で、昨年より順位を一つ下げた。

 犯罪、紛争死亡者数、内戦情勢、武器へのアクセス、政治的テロ行為、暴力デモ、自殺等の国内の状況と、隣国との関係、大量破壊兵器保有状況、戦争死亡者数、難民や国内避難民等の対外関係の双方で評価され、総合ランキングが付けられている。G7諸国では、6位カナダがトップで、日本9位、ドイツ22位、イタリア39位、英国45位、フランス60位、米国128位の順。

 今年の報告書では、気候変動と平和に関する連関性も大きなテーマとして取り上げた。気候変動がもたらす自然災害の増加により、資源を巡る暴力行為の増加や、移民増の影響により、治安は悪化するとの見方を示した。気候変動の影響を受ける地域は、人口規模ではアジア太平洋地域が最大で、リスクが高い上位国は、世界首位がフィリピン、2位日本、3位バングラデシュという評価となった。

 日本は平和と治安ではこれまで高い成績を誇っているが、気候変動という影が忍び寄ってきている。

【参照ページ】Global Peace Index 2019

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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