環境省は10月4日、ESG投資やサステナブルファイナンスの普及・拡大に向け「ESGファイナンス・アワード」(環境大臣賞)を創設。小泉進次郎環境相が記者会見を開き、賞の告知を行った。10月28日まで応募を募集する。同賞には、金融機関だけでなく、環境アクションが先進的な企業を表彰する部門も用意されており、企業からの応募も受け付けている。
今回の賞は、「投資家部門」「融資部門」「金融サービス部門」の3部門は、投資家、保険会社、銀行、証券会社、評価機関、データベンダー、業界団体等を対象。また、「ボンド」部門は、グリーンボンドやサステナビリティボンドの発行体を、「環境サステナブル企業部門」は、企業規模を問わず企業一般を対象としている。複数部門への応募も可能。
表彰式は2月26日に実施。Sustainable Japanを運営している当社、株式会社ニューラルの代表取締役CEO夫馬賢治も、「投資家部門」「融資部門」「金融サービス部門」「ボンド部門」の4部門の選定委員を務める。
応募用紙や応募方法は、環境HPで案内している。
選定委員「投資家部門」「融資部門」「金融サービス部門」「ボンド部門」
- 北川哲雄(委員長):青山学院大学名誉教授、首都大学東京特任教授
- 粟野美佳子:一般社団法人SusCon代表理事
- 竹ケ原啓介:日本政策投資銀行執行役員産業調査本部副本部長兼経営企画部サステナビリティ経営室長
- 冨田秀実:ロイドレジスタージャパン取締役
- 安井友紀:国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)
- 水口剛:高崎経済大学経済学部・経営学科教授
- 夫馬賢治:ニューラル代表取締役CEO
選定委員「環境サステナブル企業部門」
- 北川哲雄(委員長):青山学院大学名誉教授、首都大学東京特任教授
- 近江静子:アムンディ・ジャパン運用本部ESGリサーチ部長
- 櫻本惠:アセットマネジメントOne運用本部責任投資部チーフESG アナリスト
- 竹ケ原啓介:日本政策投資銀行執行役員産業調査本部副本部長
- 林寿和:ニッセイアセットマネジメント運用企画部ESG推進室/株式運用部投資調査室チーフ・アナリスト
- 兵庫真一郎:三菱UFJ信託銀行資産運用部チーフアナリスト兼チーフファンドマネジャー
- 松原稔:りそな銀行アセットマネジメント部責任投資グループグループリーダー
【参照ページ】「ESGファイナンス・アワード」の創設について
【画像】環境省提供
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