
国際環境NGOネットワーク「Unfriend Coal」は12月2日、保険世界大手30社の気候変動緩和アクションに関するランキング「2019 Scorecard on Insurance, Coal and Climate Change」を発表した。損害保険引受ポリシーランキングでのトップ3は、スイス再保険、チューリッヒ保険、アクサの欧州勢が占めた。日本企業では、東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールディングスの3社が対象となったが、損害保険引受ポリシーと投融資ポリシーの双方で、中国平安保険にも及ばず、最下位グループだった。
今回のランキングは、石炭及びオイルサンド関連企業を対象に、保険引受ポリシーと投融資ポリシーの双方、さらにその他の気候関連のリーダーシップについて評価された。石炭関連企業の定義は、一般炭採掘もしくは石炭火力発電からの売上が30超の企業、石炭採掘量が年間200万t以上の企業、石炭火力発電設備容量が10GW超の企業、石炭採掘や石炭火力発電の新設を計画している企業が対象。オイルサンド関連企業の定義は、…
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