銀行世界大手英スタンダードチャータードは12月17日、一般炭(石炭)採掘もしくは石炭火力発電からの売上を2030年までに10%未満にしようとしない企業への金融サービス提供を2021年1月1日から全面的に禁止すると発表した。対象は、同社グループ全体に適用する。
スタンダードチャータードは、2018年9月に石炭火力発電所新設に対する直接ファイナンスを禁止すると発表。今回は、ファイナンス先に脱石炭の事業転換を促すため、取引基準をさらに厳しくした。さらに今回、2018年9月前に決めていた石炭火力発電所新設に関する3つのプロジェクトからも撤退したことを明らかにした。
一方、今後大幅なエネルギー転換が必要となる新興国での再生可能エネルギー発電を推進するため、2025年までに350億米ドル(約3.9兆円)をファイナンスするという目標を設定した。
【参照ページ】We’ve released our climate change disclosures report and announced bold measures in support of the Paris Agreement
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