
独電力大手RWEの再生可能エネルギー子会社RWE Renewablesと、スペイン重工業大手Saitecの洋上風力発電子会社Saitec Offshore Technologiesは2月24日、新方式の浮体式洋上風力発電の実証実験プロジェクト「DemoSATH」を開始した。設備容量は2MW。系統接続は2021年秋を予定している。
今回の方式は、浮体部分が双胴型の新タイプ。風と波の方向に応じて向きを概ね調整することができる。今回の実証実験では、データ収集を目的とし、建設、運転、保守についての情報を集めていく。プロジェクトは1.5年かけ計画から建設を、その後2年間運転を実施する。建設場所は、スペイン北部のビスケー湾の約3.2km沖。海底の深さは約85m。風力発電機は、モジュール生産され、ビルバオ港で組み立てし、船で運ぶ。
浮体式洋上風力発電では、建設コストや方向の安定化が課題となっていたが、今回の方式ではコストも大幅に削減できる見込みだという。Saitec Offshore Technologiesは2020年4月から、6分の1サイズのデモ機をサンタンデール湾に建設する計画も進めており、今回も建設、運転、保守を担当する。RWE Renewablesは、プロジェクト費用の一部をファイナンスする。RWEは、他でも別のタイプの洋上風力発電の技術開発も検討している。
【画像提供】RWE
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