ファーストフード世界大手米マクドナルドは3月17日、英国とアイルランドで、子供向けメニュー「ハッピーセット(英国ではハッピーミール)」に付属の玩具でのプラスチックの使用を廃止すると発表した。プラスチック玩具は今後、柔らかいおもちゃ、持続可能な紙製ギフト、本等に置き換える予定。
同社はすでに、10月末までに二酸化炭素排出量を36%削減し、2025年までにすべての包装・容器で、再生素材または再生可能な材料に切り替えることを発表済み。これまで同社内最大のプラスチック削減を実現してきた英国・アイルランド法人を対象に、優先的に環境負荷軽減の次なるステップに取り組む。
同社統計によると、マクドナルドは、英国とアイルランド1,350店舗以上で、日々約400万人にサービスを提供している。同取り組みにより3,000t以上のプラスチックを削減できるとした。