西友は4月24日、新型コロナウイルス・パンデミック下でライフラインを提供し続けるため、3月から約3,000名の緊急人材採用を実施していたことを明らかにした。また全店舗スタッフ33,500人にも労をねぎらうため、特別賞与を支給していた。
西友は、2002年に米小売大手ウォルマートと業務提携を開始し、2008年にウォルマートの100%子会社になり、米国では「ウォルマート・ジャパン」と呼ばれている。親会社ウォルマートは3月22日、米国で15万人の緊急採用を実施するとともに、特別賞与を総額3.65億米ドル(約400億円)支給。今回の西友の発表内容も、親会社のウォルマートの類似のものとなった。
【参考】【アメリカ】ウォルマート、新規15万人採用。賞与600億円支給。Eコマース人気はアマゾン越え(2020年3月22日)
西友が新型コロナウイルス・パンデミック対策で打ち出した投資は総額13億円。そのうち全店舗スタッフ33,500人への特別賞与「スーパーヒーロー・ボーナス」が3.5億円を占める。労働安全衛生でも、レジに入るアソシエイトのマスクやゴーグル、手袋の着用、対面レジにおける透明シールドの設置、対面待ちをする必要のないセルフレジの使用推奨、間隔をあけたレジ待ちのための床マークや掲示、手指消毒用の消毒液の店頭設置等を実施している。
またウォルマートと同様、コミュニティ投資も拡充。これまでも支援してきた認定NPO法人セカンドハーベスト‣ジャパンとフローレンスに対し、緊急支援を決定した。
【参照ページ】新型コロナウイルス対策として13億円を投資
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