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【オランダ】政府、1リットル以下の小型ペットボトルにデポジット制度導入。15セント

 オランダ社会基盤・水管理省は4月30日、海洋および陸上のプラスチックゴミを大幅に削減するため、1l以下の小型ペットボトル飲料に対しデポジット(預託金)制度を2021年7月21日から導入すると発表した。

 同制度は、1l以下の小型ペットボトルに対し15セント上乗せし、ペットボトル返却すると15セントがキャッシュバックされる仕組み。1リットル以上の大型ペットボトルにはすでに25セントのデジボット制度が導入されている。

 小型ペットボトルの回収場所は、主に面積200m2以上のスーパーマーケット、駅、高速道路沿いのガソリンスタンド、ケータリング業者等約1万2,000カ所を計画。但し、ホテル、レストラン、カフェ、小企業者は収集義務が免除される。同制度実施のための回収設備等の整備コストは、拡大製造者責任の形でペットボトル製造メーカーが負担する。

 同政府は、2025年までに「プラスチック製品・プラスチック包装物の100%リサイクル」「プラスチック消費量を2017年比で20%削減する」を目標として掲げている。また、2030年までに消費原料の半減や、2050年には消費原料の100%リサイクルも目指している。

 同政府によると、国内における小型ペットボトルの年間販売数は約9億本。そのうちの約1億本がゴミとして流出している。同制度の導入によって、大小含めたペットボトルの回収率を90%まで引き上げることが可能になると推定した。

 同政府は、今後缶についてもデポジット制度を導入する考えも表明。2021年秋までに路上に捨てられた空き缶の数を7割から9割減という目標掲げ、未達の場合デポジット制度を導入するという。

【参照ページ】Deposit on small plastic bottles to reduce street litter
【参照ページ】Van Veldhoven closes deal to reduce plastic consumption

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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