炭鉱跡地や工場跡地の宅地転換を進めるランド・ベターメントは5月26日、同社として初となる住宅地建設プロジェクトを発表した。米ケンタッキー州東部の炭鉱跡地を環境配慮型住宅エリアに転換する。
同社は2020年2月に創業。米インディアナ州から公益が高いことで政府からの優遇が受けられる「Bコーポレーション」として認定された。アパラチア山脈に位置するケンタッキー州では炭鉱が多く、炭鉱跡地の活用が課題となっている。一方で、住宅の建設のためには宅地を整備する必要があり、炭鉱跡地と住宅地という2つの需給を一致させる斬新な宅地開発を企業パーパスとしている。
今回の選定されたのは、まずパイク郡のパイクビレから約13km離れた「Pike村」。ここでは21棟を建設する。もう一つは、ペリー郡のハザードから約11km離れた「ぺりー村」。ここでは70棟を建設する。
同社の住宅建設では、廃材等を活用しつつ、省エネ性能の高い住宅を建設する「エコ・ビレッジ(Ekō Village)」構想を掲げている。また炭鉱跡地を宅地に帰ることで、地域に雇用の有効需要を生み出す効果もあると期待されている。
【企業サイト】Land Betterment
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