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【国際】ABインベブ、サプライヤーとの協働ツールEclipseリリース。サステナビリティ目標達成に向け

 飲料世界大手ベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)は6月5日、同社が掲げるサステナビリティ目標達成に向けたサプライヤーとの協働ツール「Eclipse」をリリースしたと発表した。同種のアクションは飲料業界では世界初。

 同社は、2025年までのサステナビリティ目標として4つを掲げており、いずれもサプライヤーチェーンに関する内容を含んでいる。

  • 2025年までに購入電力を100%再生可能エネルギーに切り替え、バリューチェーン全体でも25%削減
  • 2025年までに水ストレスの高い地域100%で、水質と水使用量を著しく改善
  • 2025年までに包装・容器100%を返却可能もしくは原料の再生素材含有率50%以上に切り替え
  • 2025年までに直接サプライヤー農家100%で、技術、市場へのアクセス、資金面で支援

 今回発表のツールは、4つのサステナビリティ目標を確実に実現するために開発された。専門家とのウェビナーやワークショップを開催したり、相互にベストプラクティスを共有することもできる。すでに、リオ・ティント、ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)、インターナショナルペーパー、Ardagh、OI、イベルドローラ、ValFilm、BYD、ニコラ・モーター、San Carlos、CanPack、ノボザイムズ等が参画済み。直近の協働では、燃料供給トラックの代替車両や、省エネ冷蔵に関するベストプラクティスがシェアされた。

 同社は2017年以来、水消費量10%削減や6%省エネ実現し、電力調達の60%を再生可能エネルギーへと転換してきた。同社製品の40%以上を再生利用可能な容器で提供し、プライマリーパッケージにおける再生プラスチック利用も推進。同社事業における二酸化炭素排出量13%削減や、世界中の農家数千人へのトレーニングも提供してきた。今回発表のツールにより、サプライヤーとの関係性強化を行う。

【参照ページ】Eclipse supplier collaboration platform to advance progress on sustainable development

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所b

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