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【アメリカ】ハーシー、米農協、環境NGOの3者、チェサピーク湾流域の持続可能な酪農を展開

 チョコレート世界大手米ハーシー、米農業協同組合LAND O'LAKES、米チェサピーク湾環境保全NGOのAlliance for the Chesapeake Bayの3者は6月29日、米チェサピーク湾流域の水質改善と二酸化炭素排出量削減のため、酪農マネジメントのベストプラクティス導入に向けたイニシアチブ「Sustainable Dairy PA」を発足すると発表した。

 ハーシーは、ハーシー基金を通じ、今回のイニシアチブに30万米ドル(約3,300万円)を拠出。Alliance for the Chesapeake BayとLAND O'LAKESが、同農業協同組合に加盟する酪農家へ提供する環境保全型の酪農慣行の導入を支援する。ペンシルベニア州中部の同農業協同組合員119世帯は、ハーシーへの乳製品供給の50%以上を占める。

 Alliance for the Chesapeake Bayは、同基金を活用し、土砂浸食の緩和や動物の生息地の改善に繋がる河畔緩衝帯植栽や、二酸化炭素排出量削減と水質改善に繋がる持続可能な酪農を実現する。

 同イニシアチブは、環境保全と経済的便益は両立可能と強調。気候スマート酪農や水質の高い水を使用して生産した乳製品は、高付加価値を付けて販売できると語った。既にペンシルベニア州中西部の酪農家との協働が開始。環境保全に向けた農家のニーズの把握を行っている。第1フェーズでは、同農業協同組合員119世帯が対象だが、将来的には400世帯以上まで拡大する予定。

【参照ページ】New Initiative, Sustainable Dairy Pa, Sparks Promise For More Climate-friendly Dairy Supply Chain In Chesapeake Bay Watershed
【画像】Hershey

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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