資源開発世界大手英豪リオ・ティントと韓国製鉄大手ポスコ(POSCO)は7月8日、低炭素化技術の共同開発・実証に関する覚書(MOU)を締結した。両社の鉄鉱石加工技術と製鉄技術を統合し、鉄鉱石採掘から製鉄までバリューチェーン全体での二酸化炭素排出量削減を進める。
両社はともに、2050年までに自社事業でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を発表済み。今回のパートナーシップを通じ、2030年までに製鉄での原単位での二酸化炭素排出量を30%以上削減することにコミットし、2050年までに製鉄でのカーボンニュートラル実現も視野に入れる。
【参考】【イギリス・オーストラリア】リオ・ティント、2050年までにカーボンニュートラル。役員報酬も連動(2020年3月3日)
【参照ページ】Rio Tinto and POSCO sign climate MOU
【画像】Rio Tinto
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