IT世界大手米マイクロソフトは7月14日、企業向けの二酸化炭素排出量測定・マネジメント用SaaSツール「Microsoft Cloud for Sustainability」をリリースしたと発表した。リアルタイムのデータソースを結びつけ、データのインテグレーションやレポーティングを容易にする。
今回のツールは、企業がこれまでエクセル等で収集・管理していた二酸化炭素排出量データを、クラウド上で容易に管理できるようにしたもの。各部門で把握している情報を一元的に収集し、レポーティングまでを行うことができる。対象は、スコープ1、2、3全て。また達成状況に応じて、スコアを付与できる機能もついており、各部門や各領域毎の評価も可能。
同社は、企業向けに数多くのサポートツールを用意しており、Azure等のAIツールとも結びつけることで、複雑な予測モデルやマネジメントが可能になる世界観を目指している。今回、二酸化炭素排出量もそのスコープとして加わった。
【参照ページ】Microsoft Cloud for Sustainability: Empowering organizations on their path to net zero
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