電子機器業界サステナビリティ推進機関RBA(責任ある企業同盟)は7月22日、新型コロナウイルス・パンデミックで経済的打撃を受けた電子機器業界のサプライチェーンの労働者を支援するため、総額50万米ドル(約5,500万円)の基金を創設したと発表した。2段階で支援を実行する。
第1段階は、パンデミックによる悪影響で緊急支援を必要とする外国人移民労働者の直接支援に投ずる「移民労働者COVID-19救済プロジェクト」。具体的には、雇用主や現地政府から十分な支援を得られない外国人移民労働者に対し、資金を拠出する。
第2段階は、サプライチェーン上で立場の弱い労働者を長期的に保護することを目的とし、NGO経由で資金支援する「市民社会組織プロジェクト」。10月15日までNGOからの申請を受け付ける。選考では、プラスのインパクトを発揮できる中有小規模の組織を優先的に選ぶ。
【参照ページ】RBA Launches Fund to Support Supply Chain Workers Affected by COVID-19 Pandemic
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