アサヒグループホールディングス傘下のアサヒビールは8月31日、国産では最軽量の202径アルミ缶蓋を東洋製罐と共同開発したと発表した。9月中旬に、同社北海道工場でテスト製造を行い、「アサヒ スーパードライ」「アサヒスタイルフリー〈生〉」「クリアアサヒ」「クリアアサヒ贅沢ゼロ」「アサヒオフ」に同缶蓋を活用予定。2023年から順次切り替えを開始する。
今回共同開発した202径アルミ缶蓋は、従来の204径アルミ缶蓋の品質や強度を維持し、直径を約3mm小さくした。これにより缶蓋1枚あたりのアルミニウム消費量を、従来比で約20%削減できた。204径缶蓋を使用する同社全商品を202径缶蓋に切り替えた場合、二酸化炭素排出量は、年間約14,300t削減できる見込み。
今回の202径アルミ缶蓋の採用は、アルコール飲料では国内初。一方、世界の缶蓋の構成比ではすでに、半数以上のシェアを占めている。アサヒグループでも、欧州やオセアニアでは採用済み。
【参照ページ】国産最軽量のビール類202径アルミ缶蓋を開発
【画像】アサヒビール
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