小売大手豪コールズは10月15日、2025年度までに使用電力を100%再生可能エネルギーに転換すると発表した。同アクションは、同社サステナビリティ戦略「Together to Zero」の一環。
同社はすでに、豪電力オリジン・エナジー、スペイン電力アクシオナ・エナジー、仏電力・ガス大手エンジーからのオーストラリア特有の公的制度「大規模発電証書(LGC)」購入契約も締結済み。同契約での電力は、オーストラリア・ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州、クイーンズランド州での風力発電と太陽光発電から調達する。
同社は2019年、オーストラリアの小売として初の再生可能エネルギー電力購入契約を、ギリシャ再生可能エネルギー発電ミティリネオスと締結。2021年7月には、ニューサウスウェールズ州コロワ太陽光発電所3基が稼働を開始した。2021年度には、Neoen、エンジー、CleanCoとのLal Lal風力発電所との契約も締結した。
同社はその他、ビジネスの国連持続可能な開発目標(SDGs)推進国際NGOのWorld Benchmarking Alliance(WBA)の2021年版食品・農業ベンチマークで、食品小売の持続可能なビジネス実践について62社中で2位を獲得した。オーストラリアのスーパーマーケットでは首位。8月には、サステナビリティ・リンクローン(SLL)総額13億豪ドル(約1.1兆円)も組成した。
【参照ページ】Coles secures path to 100% renewable electricity by end of FY25
【画像】Coles
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