仏エネルギー大手トタルエナジーズと環境サービス世界大手仏ヴェオリアは2月2日、ヴェオリアが15カ国で運営する廃棄物・廃水処理施設からの有機廃棄物を原料とし、バイオメタンを生産することでパートナーシップを締結した。バイオメタンは、再生可能ガスとも呼ばれ、天然ガスからの代替で注目されている。
今回の発表では、両社は2025年までにバイオメタンを年間最大1.5TWh分生産する計画。実現すると、年間二酸化炭素排出量を約20万t削減できる。ヴェオリアは、同社施設でのバイオガス生産と処理に関する知見を提供。トタルエナジーズは、バイオメタンのバリューチェーン全体に関する知見の共有に加え、生産したバイオメタンを自動車用燃料や天然ガスの代替品として販売する役割を担う。
トタルエナジーズは、2025年までにバイオメタンの生産能力を年間2TWh分にまで引き上げる考え。実現すると年間で40万tの二酸化炭素排出量を削減できるという。現時点の施設でも、生産ポテンシャルは年間6TWhほどあると見積もっている。
【参照ページ】TotalEnergies and Veolia Join Forces to Accelerate the Development of Biomethane
【参照ページ】TotalEnergies and Veolia Join Forces to Accelerate the Development of Biomethane
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