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【デンマーク】ネステ、廃油由来の新たな船舶用燃料の実証開始。ノルディック・マリン・オイル

 フィンランド石油化学大手ネステは5月17日、デンマーク船舶用燃料精製ノルディック・マリン・オイルと協働し、船舶用燃料「ネステ・マリン」の実証利用を開始したと発表した。廃油を活用した再生可能油を混合している。

 ネステ・マリンは、ドロップイン燃料として、既存の船舶で活用できる。マスバランス方式を採用し、ネステが生産している廃油をリサイクルした再生可能油を混合した燃料。ISCC PLUS認証を取得しており、原材料から最終製品までのトレーサビリティも確保している。品質や性能は従来燃料と同等。製品ライフサイクル全体で二酸化炭素排出量を最大80%削減できる。

 同燃料の精製は、ネステのフィンランド・ポルヴォー精油所で実施。化石原料と再生可能原料を混合処理し、精製する。精製後の燃料は、ノルディック・マリン・オイルがデンマークの主要港に設置した貯蔵タンクから供給する。

 国際海事機関(IMO)は、2050年までに国際海運のカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)目標を宣言しており、今回のアクションもそれに即した形。

【参考】【国際】14ヶ国政府、国際海運での2050年カーボンニュートラルで結束。日本は参加せず(2021年11月2日)

【参照ページ】Neste introduces co-processed marine fuel in partnership with Nordic Marine Oil – a new solution for the maritime sector enabling up to 80% GHG emission reduction
【画像】Neste

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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