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【イギリス】テスコ、養豚農家支援で16億円拠出。飼料価格高騰でサプライヤー支援

 英小売大手テスコは5月16日、小麦や大豆の価格高騰に伴う飼料等のコスト増を抱える英国の養豚事業者に対し、資金支援を行うと発表した。同社サプライヤーは、8月まで養豚畜産事業者へ660万ポンド(約10.5億円)上乗せして支払う。同アクションは、3月から開始されており、支援金額は総額1,000万ポンド(約16億円)。

 英国では、ブレグジット及び新型コロナウイルス・パンデミックを受け、食肉処理事業者の外国人労働者が減少し、労働力不足が発生。本来ならば出荷されるはずの家畜が、畜産場で滞留していることも課題となっている。テスコでは、豚肉サプライチェーンの長期的な持続可能性の確保に向け、1月以降、余剰の豚3.2万頭を引き取っており、今後数か月で追加で2.2万頭を引き取る予定。

 同社は、英国産豚肉の取扱いを30%増加させ、1月より豚肉15種類の店頭販促を展開。新たなベーコン製品ブランド「I Love British」を発足し、5月末にはハム製品も発売する。同ブランドの売上1パックあたり5ポンドをサプライヤー農家に寄付する。また、取り扱う豚肉製品群では、英動物虐待防止協会(RSPCA)の認証取得も継続的に拡大する。

【参照ページ】Tesco announces £10m support for UK pig industry
【画像】Tesco

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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