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【カナダ】小売大手Loblaw、使捨てプラ袋全廃へ。政府方針に先行対応

 カナダ小売大手Loblawは6月20日、2023年の第1四半期末までに、カナダ国内の小売店、薬局、ECでの即時配送サービスで、使い捨てプラスチック袋を全廃すると発表した。同方針は、フランチャイズ店も対象となる。

 カナダでは同日、スティーブン・ギルボー環境・気候変動相とジャンイヴ・デュクロ保健相が、2023年12月以降、使い捨てのプラスチックの販売を禁止し、2025年末までに輸出を禁止する政策を発表済み。レジ袋、カトラリー、リサイクル困難なプラスチックが含まれた飲食容器、飲料商品を束ねるリング、マドラー、医療またはアクセシビリティ上必要な利用を除くストローの6品目が対象となっており、今回Loblawが全廃する使い捨てプラスチック袋もその一つ。

【参考】【カナダ】政府、使い捨てプラ6品目を2023年末に販売禁止。2025年末には世界初の輸出禁止(2022年6月23日) 

 Loblawは3月、2050年までにスコープ3含むバリューチェーン全体で、2040年までにスコープ1、スコープ2でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成を目標として設定。その他にも、2030年までに食品の埋め立て廃棄ゼロ、2025年までにプライベートブランド(PB)商品や小売店で提供する包装・容器を100%リサイクルまたは再利用可能にする目標も掲げている。今回のアクションもその一環。

【参考】【カナダ】小売大手Loblaw、2050年スコープ3含むカーボンニュートラル目標発表。スコープ1、2では2040年 (2022年3月27日)

 同社はすでに、再利用可能なバッグの提供やプラスチック袋の有料化で、小売店でのプラスチック袋使用量70%削減に成功。今後も、消費者の意識を高めるためのコミュニケーションを継続実施する。

【参照ページ】Loblaw to eliminate all single-use plastic shopping bags from its stores by early 2023

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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