Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本】伊藤忠と旭化成、PETリサイクル追跡アプリの実証開始。ブロックチェーン活用

 伊藤忠商事、同社傘下の伊藤忠プラスチックス(CIPS)、ファミリーマート、旭化成の4社は9月12日、PET(ポリエチレンテレフタレート)回収からリサイクルされるまでをトレース可能なアプリの実証を開始すると発表した。対象店舗は、東京都葛飾区内のファミリーマート1店舗。実証期間は約2ヵ月。

 同アクションは、旭化成が2021年に発足したサーキュラーエコノミー実現に向けたデジタルプラットフォーム構築プロジェクト「BLUE Plastics」の一環。同プラットフォームでは、IBMのブロックチェーン技術を活用し、リサイクルチェーンにおけるデータ改竄を防ぎ、トレーサビリティを担保する。

 今回の実証では、ファミリーマートに設置した回収箱で、消費者の使用済みペットボトルを回収。消費者は、回収箱に記載の二次元コードをスマートフォンで読み取り、投入したペットボトルの本数をアプリ上で登録することで、投入したペットボトルのリサイクル状況や、リサイクルによる二酸化炭素削減貢献量を確認できる。確認できるのは、工場でペットボトルが加工され粒状のペレットになるまで。リサイクル状況の可視化が、消費者の行動に与える影響を検証する。

 リサイクルチェーン上では、明和運輸、利根川産業、アース・グリーン・マネジメント、遠東石塚グリーンペットも協働する。

【参照ページ】ペットボトルがリサイクルされる過程をスマホのWebアプリで確認 プラスチック資源循環プロジェクト「BLUE Plastics」
【画像】伊藤忠商事

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。