ファミリーマートは9月21日、プラスチック使用量の削減のため、店頭でのプラスチック製フォークの提供を10月4日から全国のファミリーマート約16,600店で原則廃止すると発表した。代替として竹箸を提供する。但し、希望者には従来通り持ち手に穴を空けた軽量化スプーンを提供する。これにより年間のプラスチック消費量を約250t削減できる見通し。
同社は2021年9月から、持ち手部分を穴の開いたデザインとした軽量化タイプのスプーンへの切り替えを実施。これにより、プラスチック使用量を、約12%、全体では年間で約65t削減できていた。さらに、4月のプラスチック資源循環促進法の施行を受け、3月に都内10店舗で、プラスチック製フォークの提供廃止の実証実験を実施。大きな問題がなかったことに加え、消費者からの好意的な意見もあり、今回の全体導入に踏み切った。
今回の決定では、同時に、東京都と神奈川県の30店舗で、ファミリーマートオリジナルのマイカトラリーセットの先行販売も開始。組み立て式タイプと組み立て不要タイプの2種類を用意した。素材では、バイオマスを40%配合し、繰り返しの使用も可能。年内には、全店での販売開始を予定している。
【参照ページ】プラスチックの削減効果は年間約250トン
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