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【国際】伊藤忠、SAF、バッテリー、グリーン水素等でパートナー拡大。脱炭素でさらに攻勢

 伊藤忠商事は10月27日、成田国際空港で、アラブ首長国連邦国営のエティハド航空に対し、フィンランド石油化学大手ネステ製造の持続可能な航空燃料(SAF)の供給を開始したと発表した。国内空港での海外航空会社へのSAF供給は初。

 伊藤忠商事は2月、ネステとのパートナーシップを拡大し、同社の持続可能な航空燃料(SAF)「Neste MY Sustainable Aviation Fuel」の日本における独占販売契約を締結。東京国際空港と成田国際空港向けにSAF供給の整備を行っており、今後は中部国際空港や関西国際空港にも対象を拡大する。

【参考】【日本】伊藤忠、ネステSAFの国内独占販売契約締結。羽田と成田に供給(2022年3月2日)

 また同社は同日、バッテリー大手パワーエックスと、バッテリー充電分野で協働すると発表した。パワーエックスは今回、2030年までに従来製品より高速での充電が可能な超急速EV充電ステーションを7,000機設置するとの目標も発表した。

 具体的には、パワーエックスのEV充電ステーション事業での協働、EV充電ステーションを介して取得するバッテリーデータを活用した新規ビジネスの創出、バッテリーを活用したエネルギーマネジメント事業の展開、パワーエックスのバッテリー製品の製造・販売支援、パワーエックスへの再生可能エネルギー電力供給等の分野で両社は協業する。

 さらに伊藤忠商事は10月26日、フランス電力(EDF)及びシンガポール電力トゥアスパワーと、グリーン水素・アンモニア分野での協働に関する覚書(MOU)を締結した。再生可能エネルギープロジェクトの開発、グリーンアンモニアの製造、発電、船舶燃料としての供給等を進める予定。

【参照ページ】ETIHAD航空社向けにNeste社製の石油代替航空燃料(SAF)を供給開始
【参照ページ】株式会社パワーエックスとの蓄電池・EV充電分野における業務提携契約締結について
【参照ページ】フランス電力会社(EDF)、 シンガポール・トゥアスパワー社(Tuas Power)とのグリーン水素分野での協業に関するMOU締結について
【画像】伊藤忠商事

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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