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【国際】食品・消費財業界団体CGF、乗組員のためのFISHスタンダードを承認。労働慣行

 食品・消費財大手や小売大手が加盟する国際的な業界団体コンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF)の下部組織である「食品サプライチェーンの社会・環境基準策定イニシアチブ(SSCI)」は12月15日、乗組員の労働基準策定団体である公正・誠実・安全・健康(FISH)スタンダードが策定した「乗組員のためのFISHスタンダード」を承認した。SSCIベンチマークの一つとして認められた。

 SSCIは2021年5月、国際水産認証団体の世界水産物持続可能性イニシアチブ(GSSI)の協力を受け、漁業、農業、陸上養殖向けのサプライチェーン社会基準「SSCIベンチマーク」を発表。SSCIベンチマークの策定では、「ソーシャル基準」と「スキームマネジメント基準」を設けており、第三者団体が策定した基準やガイドラインについても、任意の申請を通じ、SSCIベンチマークとして承認する制度「SSCIレコグニション」を設けている。今回は同制度の中で承認された。

【参考】【国際】食品・消費財業界団体CGF、漁業・農業・陸上養殖向けのサプライチェーン社会基準発表(2021年5月11日)

 乗組員のためのFISHスタンダードは、漁船向けの労働認証。漁業者が、顧客等のステークホルダーに対し、収穫された水産物が乗組員の待遇、報酬、条件に関して責任ある供給源から来たことを示すことができるよう設計されている。策定では、大小の漁業者、加工事業者、小売事業者、外食事業者等からも意見収集している。

 現在、SSCIレグニションで承認された認証は、FISHスタンダードを含めて6つ。他には、Florverde Sustainable Flowers、Best Aquaculture Practices、Wine and Agricultural Ethical Trade Association(WIETA)スタンダード等がある。

【参照ページ】Fairness, Integrity, Safety, and Health (FISH) Standard for Crew Applies for SSCI Benchmarking - The Consumer Goods Forum

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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