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【イギリス】政府、自然資本を活用した排水導入の義務化検討。生態系での豪雨地表水対策

 英環境・食糧・農村地域省は1月10日、イングランド地方で自然資本を活用した新たな排水アプローチを2024年中に導入していく方針を発表した。洪水・水管理法に基づく政策レビューの結果、持続可能な排水システムを新築建造物に義務付けるよう勧告を受けていた。

 同省は今回、新規の土地開発は、豪雨に対処するのに役立つ草地や土壌等の透水性のある表面を覆い、地表水や下水道の洪水リスクを増大させる可能性があることを指摘した。

 そこで、排水に対する新しいアプローチでは、排水路、草地、透水性表面、湿地等の特徴を利用して、新規開発での豪雨降水の影響を軽減する。これにより、下水道や雨水排水の水量を減らす。また、タンクやウォーターバット等の特定の設備により、水の再利用も促す。

 洪水・水管理法では、排水システムの国家規格を定めており、地表水を公共下水道に接続する権利は、建設工事を開始する前に排水システムの承認を受けることになっている。同省は今後、詳細内容を詰める。パブリックコメントも募集する。

【参照ページ】New approach to sustainable drainage set to reduce flood risk and clean up rivers 

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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