
欧州自動車大手ステランティスは5月25日、同社コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のステランティス・ベンチャーズを通じ、3次元グラフェン開発スタートアップ米Lytenに出資したと発表した。
Lytenは、2015年に米カリフォルニア州で設立。グラフェンとは、1原子の厚さしかない非常に薄い2次元構造の結合炭素原子シートで、強度、重量、導電性の観点で優れた素材の一つ。Lytenは、特許取得済みの独自技術で天然ガス由来の3次元グラフェンを開発。3次元グラフェンは、化学的・電気的反応性が2次元グラフェン比で桁違いに高い。同社は初期生産拠点のカリフォルニア州サンノゼに加え、新たな生産拠点の設立を予定している。
ステランティスは今回、Lytenの次元グラフェンを活用した電気自動車(EV)向けのリチウム硫黄バッテリー「LytCell」、軽量化コンポジット、新規車載センシング等の商業化加速に向け出資を決定した。リチウム硫黄バッテリーは、リチウムイオンバッテリーの2倍以上のエネルギー密度を実現する可能性があり、NMC(ニッケル、マンガン、コバルト)不使用の代替正極ソリューション。二酸化炭素排出量では、従来比60%削減できることを実証済み。
【参照ページ】Stellantis Invests in Lyten’s Breakthrough Lithium-Sulfur EV Battery Technology
【画像】Stellantis
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