
食品世界大手米カーギルは7月19日、スイス持続可能な農林業コンサルティングTREESコンサルティングと協働し、畜牛でのメタン排出削減量の算定手法を開発したと発表した。国際環境NGOゴールド・スタンダード財団が、同手法をカーボンクレジット規格として認定した。
今回開発したメソドロジーでは、まず、過去3年以上の期間のメタン排出量をベースラインとして設定。さらに、同社が開発した肉牛のげっぷによるメタン排出量を削減できる飼料添加物「SilvAir」等を与えた肉牛を明確に特定し、ベースラインとの比較を実施。差分が削減量となる。
今回の規格開発により、畜産農家はボランタリーカーボンクレジット報酬を受け取る道も拓けた。ゴールド・スタンダートの規格では、対象プロジェクトのクレジット期間は5年間と設定された。ベースライン期間を除き、さらに5年間更新することもできる。
今回のアクションは、農家でのメタン排出量削減を支援するカーギルのプログラム「Reach4Reduction」の一環。カーギルや下流サプライチェーン企業は、スコープ3の削減を実現できる。
【参照ページ】Cargill and partners announce first Gold Standard-approved methane emissions reduction methodology for beef producers
【メソドロジー】Reducing Methane Emissions from Enteric Fermentation in Beef Cattle through Application of Feed Supplements
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