
食品・消費財大手や小売大手が加盟する国際的な業界団体コンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF)は12月11日、サプライチェーン農場での食品ロス削減で、世界自然保護基金(WWF)と連携すると発表した。WWFが開発したツールを活用し、食品ロスデータを収集していく。
世界の食品ロスは現在25億t。そのうち12億tは収穫中、収穫前後、収穫後の農場で発生しており、生産される食品の15%を占めている。農場でのロスを減らすことは、食料の環境フットプリント削減と食料安全保障の双方に大きく寄与する。
WWFは、農場での食品ロス発生量を算定するため、グローバル・ファーム・ロス・ツール(GFLT)を開発。現在ベータ版の実証を行っている。CGFは過去9ヶ月間、実証に参加。研修、技術士絵、ワークショップ等をWWFが行い、CGFが実証の場を提供する役割を果たした。すでに実証を通じ、ツールは改良されており、最終的に2024年2月の本格リリースを予定している。
GFLTは、世界資源研究所(WRI)の「10×20×30イニシアチブ」、国連食糧農業機関(FAO)の食品ロス指数、Champions12.3、WRAPのFood Waste Atlas等の仕様にも準拠している。実際の農場でのサンプリング収集により、全体の食品ロスを推計する手法を採っている。園芸農業及び連作作物の圃場からの包括的なデータ収集ツールとなることを目指している。
【参照ページ】New CGF and WWF Partnership Taking the Lead on Reducing Farm Loss to Help Shrink Footprint of Food
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