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【ドイツ】プーマ、全レプリカサッカーユニフォームを「RE:FIBRE」に転換。2024年から

 アパレル世界大手独プーマは12月5日、プーマが生産するサッカークラブ及びサッカー連盟向けの全レプリカユニフォームに関し、2024年以降すべての再生ポリエステル素材を同社のリサイクル技術「RE:FIBRE」を活用したものに転換すると発表した。

 同社のRE:FIBREは、従来リサイクルが難しかった古着や工場廃棄物のあらゆるポリエステル繊維廃棄物を再生ポリエステル素材に転換できるケミカルリサイクル技術。再生製品の再生ポリエステル含有率は約95%。繊維廃棄物を回収し、微小サイズに裁断。ケミカルリサイクル技術でポリエステルを溶かしつつ染料を除去。最終的に溶解し、再生原料を生産できる。

 同社は2022年に「RE:FIBRE」技術の使用を実験的に開始し、すでに同社がスポンサーになっているサッカークラブ向けにトレーニング用ジャージを生産したりしている。すでに、女子ワールドカップのスイス代表やモロッコ代表のレプリカユニフォーム等にも採用されている。

 同社は2019年、2025年サステナビリティ目標「10 For 25」を設定。人権、気候変動、サーキュラーエコノミー、製品、化学物質、プラスチック・海洋、生物多様性、健康・安全、公正な所得の10テーマで具体的目標を定めている。再生ポリエステルについては、100%繊維廃棄物由来にすることを目標に設定。さらに2025年までに、皮革、ゴム、綿、ポリウレタンについても再生素材オプションを開発するとしている。

【参照ページ】PUMA SCALE-UP THEIR TEXTILE-TO-TEXTILE RECYCLING TECHNOLOGY, CREATING ALL FUTURE REPLICA FOOTBALL KIT USING RE:FIBRE TECHNOLOGY
【画像】PUMA

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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