英金融大手バークレイズは1月11日、同社のコーポレート&インベストメント・バンク部門内にエネルギートランジション・グループを新設すると発表した。潜在的なエネルギー移行機会を探る顧客に対し、アドバイスを提供する。
新設するグループは、同社の天然資源、電力、サステナブル・インベストメント・バンキング、インパクト・インベストメント・バンキングの各チームに所属する業界スペシャリストで構成。水素、エネルギートランジション・ファイナンス、炭素回収、再生可能エネルギー、再生可能ガス等に関する専門的知見を提供していく。
バークレイズは2020年3月、2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げ、投融資ポートフォリオをパリ協定と整合性のある形にすることにコミット。2023年から2030年末までの間に、1兆米ドル(約145兆円)のサステナブル・ファイナンスとトランジション・ファイナンスを促進するとしている。今回のアクションもその一環。
【参考】【イギリス】バークレイズ、2050年までにCO2ゼロ宣言。投融資ポートフォリオでも(2020年4月5日)
【参照ページ】Barclays establishes new Energy Transition Group to support clients on the path to net zero
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