
オムロンは1月29日、同社製品サプライチェーンの二酸化炭素排出量の可視化に向けた実証を行うと発表した。NTTコミュニケーションズ、コグニザントジャパン、ソルティスターと協働する。実証期間は、2024年3月から12月まで。同社の血圧計、制御機器向け電源、リレーから分析対象を選定する。
同実証では、製品カーボンフットプリントの測定に加え、エネルギー消費量削減と生産性、品質向上を実現するプラットフォームを構築。各生産工程で自動収集した設備の稼働状況や、電力消費量等の生産現場データをクラウド上で管理し、製品毎のサプライチェーン上での二酸化炭素排出量を把握する。
また同プラットフォームでは、日本の製造業として初めて、自動車バリューチェーンでのデータ共有イニシアチブ「Catena-X」に接続。国際標準に準拠した企業間データ連携を進める。
【参考】【国際】WBCSDとCatena、自動車サプライチェーンのスコープ3算出方法開発で提携。62社加盟(2021年12月7日)

【参照ページ】サプライチェーンのGHG排出量を把握する実証実験を開始
【画像】オムロン
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