持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は11月10日、第26回国連気候変動枠組条約グラスゴー締約国会議(COP26)の場で、ドイツを中心とした自動車関連企業62社加盟「Catena-Xオートモーティブ・ネットワーク」、及びロッキーマウンテン研究所との間でパートナーシップを発表した。自動車サプライチェーンでの二酸化炭素排出量のスコープ3算出手法を開発する。
今回のパートナーシップは、自動車のスコープ3を削減するため、サプライチェーンでの二酸化炭素排出量の共有の在り方を検討するもの。従来、自動車業界は、GHGプロトコルやISO14040等の国際規格に沿って、自社のカーボンフットプリントを算出してきたが、スコープ3については不明な点が多かった。同パートナーシップは、2022年に新たな手法と、製品レベルの検証済みデータを共有するためのプラットフォームを開発する。
Catena-Xオートモーティブ・ネットワークの現在の加盟企業は、BMW、メルセデス・ベンツ、ボッシュ、ZF、ヴァレオ、デンソー、旭化成、ティッセンクルップ、BASF、ヘンケル、シーメンス、SAP、マイクロソフト等。
【参照ページ】Automotive industry leaders partner to develop a shared approach to carbon emissions data
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