
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2月21日、委託先運用会社が選定した「優れた統合報告書」企業の2024年版を発表した。同発表は今年で8年目。
今回の調査では、委託先運用会社に対し、優れた開示企業を最大10社選ぶよう依頼した。
その結果、伊藤忠商事が6票でトップ。アサヒグループホールディングスが5票で続き、双日と三菱UFJフィナンシャル・グループが4票だった。GPIFは4票以上入った企業を「優れた統合報告書」と呼んでおり、伊藤忠商事だけは毎年入選している。他にも65社が1票以上を取得した。
また「改善度の高い統合報告書」ついても尋ねたが、4票以上集まった企業はなく、「該当なし」となった。3票の企業もなく、2票集めった企業が15社あった。
【参照ページ】GPIFの国内株式運用機関が選ぶ「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」
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