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【イギリス】セインズベリー、EV充電サービス利用でのポイント還元でNectarと提携

 英小売大手セインズベリーは6月12日、英国のポイントサービス「Nectar」と提携し、電気自動車(EV)充電サービス「Smart Charge」の利用者に対し、Nectarポイント還元を開始すると発表した。

【参考】【イギリス】セインズベリー、EV充電事業開始。超高速充電スタンド設置、100店舗以上(2024年1月17日)

 Smart Chargeは、セインズベリーが提供するEV充電サービス。今回同社は、Smart Chargeの利用者に対し、EV充電1ポンドごとにNectarポイントを1ポイント付与すると決定。獲得したポイントは、同社小売店舗の他、英EコマースArgos、ブリティッシュ・エアウェイズ等、Nectarとの提携企業で利用できる。

 また同社は6月11日、魚と鶏肉の包装を刷新し、プラスチック消費量を年間694t削減したと発表した。

 全サーモン及びトラウト商品にパルプ製のトレイを導入し、プラスチック使用量を70%削減した他、また、全チキンカツ商品および高品質ライン「Taste the Difference」のフィッシュカツ商品で、紙製トレーへの転換を行った。

 さらに同社とIT世界大手米マイクロソフトは5月16日、店舗とオンラインショッピングでの人工知能(AI)の活用で、5年間の戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

 両社は今回、「顧客体験の向上」「小売店舗スタッフのエンパワーメント」「クラウド上のデータ利活用」の3分野で協働。顧客体験の向上では、生成AIを活用したインタラクティブなオンラインショッピング体験を実現。顧客の検索性の向上を図る。

 小売店舗スタッフのエンパワーメントでは、商品棚に設置したカメラで取得した複数のデータを統合することで、従業員による商品補充プロセスをスマート化。また、顧客や同僚からの問い合わせにAIが即座に回答できるようにすることで、従業員のコア業務への集中を可能にする。

 クラウド上のデータ利活用では、セインズベリーのデータと、マイクロソフトが提供する「Microsoft 365」のコラボレーションツール、生成AI、機械学習機能等を組み合わせ、効率的な事業運営に向けた改善を進める。

【参照ページ】EV industry first: Smart Charge from Sainsbury’s introduces Nectar points to reward customers for electric vehicle charging 【参照ページ】Sainsbury's reduces plastic waste by almost 700 tonnes through fish and chicken packaging revamp 【参照ページ】Sainsbury’s and Microsoft collaborate to power up customer and colleague experience with AI 【画像】Sainsbury’s

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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