
英プライベートキャピタルのスタンレー・キャピタル・パートナーズと、米ゴールドマン・サックス子会社のゴールドマン・サックス・オルタナティブは7月29日、米水資源マネジメントSePROを買収したと発表した。スタンレー・キャピタル・パートナーズがマジョリティ出資、ゴールドマン・サックス・オルタナティブがマイノリティ出資した。
SePROは、1994年創業で、米インディアナ州カーメルに本社を置く。同社は、水資源マネジメントを事業とし、飲料水、工業用水、農業用水、流域管理、洪水防止、レジャー等、幅広いセクターにサービス提供している。
両社は、今回の出資に際し、今後の成長ドライバーは、環境規制の強化による水質保護・修復ソリューションにあるとみている。今後、気候変動による水温変化やその他の環境条件の変化により、富栄養化、藻類、外来種の問題が蔓延し、水質は世界的に地域社会にとって重要性を増していくとした。両社にとって、生態系サービス・ソリューション分野のセクターにエスポージャーを張りに行った形となる。
今回の出資を受け、スタンレー・キャピタル・パートナーズのデジタル開発・変革チームは、SePROのデジタルソリューション開発をサポートする。スタンレー・キャピタル・パートナーズは、DXによるバリューアップを得意としており、デジタル開発・変革チームには130名が所属している。
【参照ページ】Stanley Capital Partners and Goldman Sachs Alternatives invest in SePRO
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