
飲料世界大手英ディアジオは9月24日、英エディンバラ市の店舗「ジョニー・ウォーカー・プリンセス・ストリート1820バー」で提供する同社スコッチウイスキーブランド「ジョニー・ウォーカー・ブラックラベル」で、90%紙製70clボトルを実証採用すると発表した。合計250本限定。
同社は今回、スウェーデン繊維容器製造PulPacおよび英PAコンサルティングと協働。両社とは5月にも主要リキュール「ベイリーズ」で同社初の消費者向け紙製ボトル実証を行っている。今回のアクションは、同実証からの知見をもとにボトル開発を発展させたもの。
【参考】【国際】ディアジオ、主要リキュールで、同社初の消費者向け紙製ボトル実証。90%紙製(2024年5月31日)
今回実証導入するボトルは、90%紙製で、薄いプラスチック内層を採用。プラスチック内層が外側の紙層に接着されていないため、消費者やバーテンダーが剥がす必要がなく、リサイクル施設でのリサイクルプロセスを阻害せず分別できるよう設計した。
ライフサイクルアセスメント(LCA)結果によると、ガラス瓶のジョニー・ウォーカー・ブラックラベル比で約60%軽量化し、温室効果ガス排出量を最大47%削減できる可能性があると分析した。PulPac、PA、Setop DIAMと共同開発したボトル栓は、LCAの計算結果には含まれない。
【参照ページ】Diageo launches first 70cl paper-based bottle on-trade trial for Johnnie Walker
【画像】Diageo
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