化粧品世界大手仏ロレアルは11月18日、サプライヤーのカーボンニュートラル化支援を目的としたデットファンド「Solstice」を設定したと発表した。英投資運用チェンナヴァリ・インベストメント・マネージャーズがファンドを運営する。
ソルスティスは、ロレアルのサプライヤーを含む産業界のサプライヤー全体に対し、カーボンニュートラル化に必要な資金をデットで提供する。対象となるプロジェクトは、工業プロセス、クリーンエネルギー、クリーン輸送等。特に中小企業の資金調達を容易にすることを目指す。
ロレアルは、同ファンドに、5,000万ユーロ（約80億円）の初期投資をコミット。スコープ3排出量の削減を狙う。他の企業や機関投資家からの出資も募る。
【参照ページ】L'Oréal Groupe and Chenavari announce the creation of the Solstice Fund to accelerate decarbonization for industrial partners
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