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【アメリカ】バイエルとネステ、バイオ燃料向け冬菜種大規模栽培で協働。コルテバに続く

 化学世界大手独バイエルと、フィンランド石油化学大手ネステは1月8日、SAF(持続可能な航空燃料)を含むバイオマス由来の再生可能燃料の需要増に対応するため、米国南部大平原で冬菜種の栽培規模を共同で拡大する覚書を締結した。2025年中の最終合意を目指す。

 バイエルは、2027年にハイブリッド型冬菜種「TruFlex」の販売開始を計画している。同冬菜種種は、遺伝子組換え作物(GMO)で、除草剤「ラウンドアップ」耐性技術と、さやがらみ抵抗性技術が組み込まれている。冬菜種を新たな輪作作物として栽培することで、土壌中の炭素隔離が可能になり、土壌の有機物含有量と保水能力を高めることで土壌の健全性も改善できるという。

 TruFlexを原料としたSAFは、ネステが生産。バイエルは、ネステ、バリューチェーン企業、農家と協力し、従来の燃料源よりも原単位温室効果ガス排出量の低い燃料を実現していくとしている。

 ハイブリッド型冬菜種に関しては米コルテバ・アグリサイエンス、米バンジ、米シェブロン米子会社シェブロンUSAの3社も2023年3月、米国南部でのバイオ燃料向けの冬菜種生産拡大で協働すると発表している。同種は、コルテバ・アグリサイエンスが開発したもの。

【参考】【アメリカ】コルテバ、バンジ、シェブロンの3社、冬菜種由来のバイオ燃料生産で協働(2023年3月18日)

 コルテバ・アグリサイエンスは2024年度、ケンタッキー州西部とテネシー州西部で13の農家と5,000エーカーの栽培契約を締結し、平均収量54ブッシェル/エーカーを達成。当初期待していた45から55ブッシェル/エーカーを上回る結果を出している。これを受けコルテバ・アグリサイエンスは、同プログラムを大幅に拡大し、イリノイ州南部、インディアナ州南部、アラバマ州北部、ミシシッピ州北部、アーカンソー州東部、ミズーリ州東部でも展開。2025年度は35,000エーカー以上の契約を目指している。

【参照ページ】Bayer and Neste to Collaborate on Developing Feedstocks for Renewable Fuels

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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