
サステナブル・ファッション業界団体Fashion for Goodは2月5日、アパレル大手14社が靴のサーキュラエコノミー化イニシアチブ「Closing the Footwear Loop」を始動したと発表した。
同イニシアチブに参加するのは、アディダス、プーマ、ドクターマーチン(Dr.Martens)、インディテックス、トミーヒルフィガー、ルルレモン、ザランド、ターゲット、DEICHMANN、Vivobarefoot、ON、Footwear Innovation Foundation(FDRAと提携)、Otto Group、Reformationの14社。
同イニシアチブの前身は、Fashion for Goodが2024年8月に創設したイニシアチブ「Pioneering the Future of Footwear」。こちらのイニシアチブには、アディダス、インディテックス、PVH、ターゲット、ザランド、ON Running、Reformationが参画し、靴のサーキュラーエコノミー化に必要なイノベーションの在り方を検討してきていた。
今回の発表では、新たに発足したイニシアチブは、世界の靴産業は、年間生産量238億足で、1足当たり、生地、プラスチック、ゴム、接着剤に至るまで、平均60種類以上の部品で複雑に構成されており、服以上にサーキュラーエコノミー化の大きな課題となっていることを認識。その中で、各ブランドは、新素材の開発や、廃品回収プログラム等のソリューションを模索しているが、個々の動きではなく業界全体で結集するため今回の動きとなった。
同イニシアチブは、The Footwear Collective、Global Footwear Future Coalition(GFFC)、グローバル・ファッション・アジェンダ(GFA)と協力し、業界全体で協力的なアプローチを進める。具体的には3つの活動目標を設定した。
- 欧州の靴廃棄フローを詳細にマッピングし(Circle Economyとの協働)、量、素材、再利用性、リサイクル可能性に関するデータを収集(報告書とビジネスケース評価を2025年に発行予定)
- 循環型フットウェアデザインに向けたロードマップを、Fashion for Good Alumniの「circular.fashion」と共同開発(ガイドラインを2025年に発行予定)
- 現在のボトルネックを克服し、業界全体での導入を促進するため、実証やインパクト評価を含む、End-of-use(廃棄)イノベーションの検証。(2026年までに再生素材を生産)
【参照ページ】14 Brands Unite With Fashion For Good For Ambitious Push Into Footwear Circularity
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