
ヤマハ発動機は2月25日、オセアニアの精密農業(プレシジョン農業)スタートアップ2社を買収すると発表した。4月頃の手続完了を見込む。
同社は、2030年長期ビジョンとして「ART for Human Possibilities」を掲げ、「ロボティクスを活用し、社会課題にヤマハらしく取り組み、モビリティに変革をもたらす」ことを目指している。また、新規事業のひとつに農業分野を位置づけ、将来のコア事業とするための体制強化、需要創出による事業拡大を目指している。
今回買収したのは、ニュージーランドのRobotics Plusと、オーストラリアのThe Yield Technology Solutions。Robotics Plusは、農業自動化ソリューションを開発しており、農薬等散布や除草等の機能を備えた農業用UGVや、果物の自動パッキング機、木材丸太の自動計測装置の開発を進めている。ヤマハ発動機は2017年にRobotics Plusに出資していた。
The Yield Technology Solutionsは、高度なデータ解析とAIを活用し、収量予測、薬剤散布、収穫等のタイミングの決定を支援して農場内外の作業を最適化するソリューションを提供している。ヤマハ発動機は、The Yield Technology Solutionsとの間で、2021年にスマート農業に関する共同開発契約を締結していた。
今回の買収に伴い、同社は米国に新たな法人Yamaha Agricultureを設立。その下に、今回買収した2社をぶら下げるストラクチャーとする。Yamaha Agricultureは、ロボットソリューションと高度なデータ解析を組み合わせることで、北米、オーストラリア、ニュージーランドのワイン用ぶどう、リンゴ等の生産者に対し、コスト削減、資源利用の最適化、生産性とサステナビリティを向上を支援していく。
【参照ページ】米国に精密農業の新会社を設立~オーストラリア・ニュージーランドの精密農業スタートアップ2社を傘下に~
【画像】ヤマハ発動機
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