
キヤノンは3月3日、ニデックと共同で、ニデック製ファンモーターの原材料調達から生産、流通等のライフサイクルステージに関わる温室効果ガス(GHG)排出量の算定を実施したと発表した。
キヤノンは、2030年までに2022年比で、スコープ1、2排出量を42%、スコープ3排出量を25%削減することを目指しており、2023年に科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)から承認を得ている。ニデックも、2030までに2022年比で、スコープ1、2 排出量を42%、スコープ3排出量を25%削減する目標を設定し、2024年からSBTiから承認を得ている。
今回の発表では、ニデック製ファンモーターの原材料調達から生産、流通等のライフサイクルステージに関わる温室効果ガス(GHG)排出量の算定を実施。算定データは初めて、同製品を搭載するキヤノンのオフィス向け複合機のライフサイクルGHG排出量算定の実データとして組み込まれた。また、サステナブル経営推進機構(SuMPO)が運営する「SuMPO環境ラベルプログラム」を利用し、同製品の環境情報を登録、公開を行った。
【参考】【日本】SuMPO、環境ラベルプログラムでPCRモデレーター制度導入。新規PCR策定容易に(2023年8月8日)
【参照ページ】サプライヤーとの協業によりオフィス向け複合機のCO2排出量を算定 実データを活用した環境ラベルを公開
【参照ページ】お客様との協業による製品 CO2 排出量の算定および削減に向けた取り組み
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