
花王は3月31日、米代替成分原料開発Future Originsとの間で、パーム油の代替原料「C12/C14脂肪族アルコール(NALO)」のオフテイク契約を締結したと発表した。
花王、ユニリーバ、ロレアル、Genoの4社は2022年、合弁でFuture Originsを設立。界面活性剤の持続可能な代替素材の開発・量産を目指している。具体的には、Genoが開発した発酵ベースの技術と、独自に設計した微生物を使用し、持続可能な界面活性剤を生産。2024年1月までに、63,000Lのパイロット・スケールの発酵運転を行い、数tの原料を生産。同原料の一部を加工し、数百kgの洗剤用アルコール製造に成功している。
Future Originsは、製品開発を進めながら、2025年までに最初の量産工場の建設を開始し、2028年までに本格的な量産を開始する計画を発表している。生産された原料は、既存の界面活性剤プラントに投入可能なドロップイン原料で、温室効果ガス排出量も大幅に少ない。パーム油が抱える森林破壊問題にも対処でき、2032年までに森林破壊フリーのサプライチェーンを実現することを視野に入れている。
今回の発表は、最初の量産工場で生産されるNALOの半数以上を、花王がオフテイクするというもの。NALOおよびNALOを原料とする誘導体をケミカル事業として展開し、自社日用品での活用も進める。
【参照ページ】花王、Future Originsとパーム油代替原料の将来的な購入に関する契約を締結
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